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 ガラス素材
一般照明ガラス素材や生産工程のご紹介です

硝子の基本原料
珪砂 硝子の骨材にあたるシリカを与えます。
シリカは硝子組成の約70%を占める原料です。
ソーダ灰 硝子を溶融しやすくする成分。
硝子組成の12%〜18%程度
炭酸カルシウム ソーダ石灰硝子の石灰分を与えます。
硝子組成の3%〜12%程度
硼砂 硝子を溶融しやすくする成分、硝子の耐久性を高めます。
硬質硝子の材料となります。
炭酸カリ 硝子を溶融しやすくする成分。
硝子表面の艶、色の発色をし、鉛レスクリスタルガラスの材料となる。
水酸化アルミ 硝子の化学耐久性(耐酸性)を高めます。
通常、ソーダ石灰ガラスで1〜2%程度、
硼珪酸ガラス(硬質硝子)では3%程度入ります。
長石 シリカ、アルミナ、カリ、ナトリウムが含まれていて
基礎成分を取るのに便利
酸化亜鉛 熱膨張を比較的低くするので硼珪酸硝子の成分に使われる。
最近では鉛レスのクリスタルガラスにも使われる。
炭酸バリウム TVのブラウン管のガラスの原料、又光学ガラス、鉛レスの
クリスタルガラスにも用いられる。
その他、炭酸リチウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化ジルコンなどが使われます。


硝子製品の生産工程


調合 用途に応じ基本原料を混ぜ合わせます。



溶解 調合された原料を坩堝で1,500℃位の温度で溶解させます。


成型 溶解した硝子を必要な形状にします。

基本的な製法
吹き成形 パイプの先に溶解硝子を巻き込み、風船のように空気を 吹き込んで型の中で整える。
スピン成形 回転させた型の中に溶解硝子を流し込んで、遠心力で 形にする。
プレス成形 凹型の中に溶解硝子を流し込んで、凸型で押さえ込み 形にする。
P&B成形 プレス&ブロー、吹き成形を機械化した製法。

徐冷 成形された硝子は、歪を取るために徐々に冷やします。


加工 徐冷された硝子は、外観検査を行い製品となります。
又、穴をあけたり、カットしたり、特殊加工を施し製品となるものもあります。


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